インプラント

歯科医療は、近年めざましい進歩を遂げています。以下のインプラント治療もその一つであり、長寿世界一を誇る皆様にいつまでも元気で充実した生活を過ごして頂く為の一躍を担うものだと考えます。

歯科医療は、単に歯を診る時代から、健康や社会生活をサポートする事も含めて、口腔内機能を回復する時代に変化しています。私達デンタルスタッフは、最新の医療を身につけ、患者さんの健康はもとより、充実した人生を歩む為のお役に立てる事を願っております。

インプラントとは、歯の抜けた所に、人工の歯根を植え、しっかりと顎の骨と固定した後、その上に人工の歯を製作し、装着する方法です。
「第2の永久歯」と言われる程、機能的にも見た目にも天然の歯に最も近く、最近インプラント治療を受ける方が急速に増えています。

インプラント
当院では、2015年3月に日本口腔インプラント学会の専門医を取得しました。
安心してご相談していただければと思います。
近年、マスコミ等でインプラントに関する医療事故の報道がなされております。
術前にCT等でしっかりした診査、計画、シュミレーション等を行えば安全な治療です。
そのために学会専門医での治療をお勧めします。

このような患者さんはインプラントに適しています

  • 取り外しの入れ歯が嫌いな人
    -口の中で入れ歯が動いたり、会話中にはずれ易い
    -話したり、笑ったりした時に入れ歯が見えて恥ずかしい
  • 歯が抜けた部位を治療するのに隣の歯を削られたくない人
  • 以前と同じ天然歯のような歯が欲しい人

従来の治療法との違い

歯が中間で1本で抜けた場合

従来の治療(ブリッジ)

隣の健康な歯を削りブリッジにします。健康な歯まで削るのはいやですね。

従来の治療法(ブリッジ)

インプラント治療

インプラントは隣の健康な歯を削ることなく植立し、人工歯を取り付けます。自分の歯と区別がつかないくらい治療の跡がわかりません。

インプラント治療

歯が中間で2本で抜けた場合

従来の治療(ブリッジ)

抜けた2本の歯の大きな噛む力を支えるため、数本の健康な歯を削りブリッジにします。支える健康な歯は大変ですね。

従来の治療法(ブリッジ)

インプラント治療

抜けた数だけインプラントを植立できます。インプラントは顎の骨にしっかり固定されているので強い力で噛むことができます。

インプラント治療

奥歯が数本抜けた場合

従来の治療(局部床義歯=部分入れ歯)

取り外しの入れ歯を作り、バーを左右に渡して固定します。さらに止め金でも固定しますが、口の中にバーや止め金の異物はいやですね。

従来の治療法(局部床義歯=部分入れ歯)

インプラント治療

数本のインプラントを植立し、インプラント同士を連結します。入れ歯を固定するバーや止め金が不要となり、口の中もすっきりし、口臭も減ります。

インプラント治療

歯が全部抜けた場合

従来の治療(全部床義歯=総入れ歯)

全部に床のついた入れ歯を装着します。顎の骨が退縮

従来の治療法(局部床義歯=部分入れ歯)

インプラント治療

数本のインプラントを植立し、連結された維持装置に入れ歯を固定します。入れ歯が安定し、口の中で動いたり、笑ったときに飛び出したりすることはありません。

症例

インプラント治療
インプラントに関しては、すべてレントゲン、CTにて術前診査、シュミレーションを行うことで安全安心に治療を進めらるようにしております。
術前 術前診査 術後
インプラントの症例1 インプラントの症例1
インプラントの症例1
インプラントの症例2
インプラントの症例2
術前 術前診査 術後
インプラントの症例3 インプラントの症例1
インプラントの症例1
インプラントの症例2
インプラントの症例2
術前 術後


インプラントのQ&A

Q1.あごの骨に金属を埋め込んでも身体には害はないのですか?

A.使用する金属は、生体となじみ易く、腐食しないチタンを使用していますので安全です。

Q2.インプラント治療が適用できない場合がありますか?

A.下記のケースでは適用できないこともあります。

・骨の成長が終わっていない年齢(だいたい)16才以下の方
・アルコール依存症の方
・チタンへのアレルギーを持っている方等

詳しいことはご相談ください。

Q3.インプラントの治療期間は?

A.通院期間は治療の内容で個人差があり、通常約3~6ヶ月くらいかかります。また、通院回数も個人差で異なりますが通常は約6~8回くらいです。

Q4.手術は痛くないですか?

A.手術は局所麻酔で行いますから痛みの心配はありません。手術は約1~2時間くらいです。

Q5.インプラントはどれくらい(寿命)持ちますか?

A.インプラント自体は錆びたり変質したりすることなく半永久的です。しかし一人一人の身体同様、それぞれ異なります。特に口の中の手入れは寿命に影響します。

Q6.治療は保険でできますか?

A.現在は残念ですが保険を使用することはできません。費用はインプラントする範囲や難易度によって異なりますので相談ください。